2交代制と3交代制ではどちらがおすすめ?

看護師の勤務形態には2交代制と3交代制がありますが、どちらが働きやすいかは一概には言えません。ライフスタイルなどによって2交代制が適している人もいれば、3交代制の方が働きやすい人もいるからです。

2交代制が向いているのは、主に夜勤の回数を少なく抑えたい、休日は多い方が良い人となります。2交代制の方が勤務時間が長いので、夜勤明けはしっかりと体を休める必要があるのです。夜勤の回数で多いのは、月に平均4回程度でしょう。

多くの職場が夜勤明けとその翌日は休日という働き方をとっているため、しっかりと休めるうえ体調管理がしやすいです。

しかし、長時間の夜勤は体力的・精神的にも大きな負担となります。若い頃は平気でも、年齢を重ねるにつれて16時間の長時間勤務が辛くなるケースが多いです。集中力が途切れやすく、ミスを起こす不安を抱えながら働いている人もいるでしょう。

長時間の夜勤が辛いなら、3交代制がおすすめです。育児や介護などで勤務時間を短くしたい場合にも、3交代制が最適と言えます。急変や急患が多く、夜間でも忙しい現場なら、2交代制よりも3交代制の方が適しているでしょう。

いずれを選ぶにしても、夜勤の負担を減らす取り組みを行っている職場を選ぶことが大切です。近年は働き方改革を進める病院も増えており、その一環として夜勤制度を見直している職場もあります。

このように、夜勤を主に看護師として自分に合った働き方を目指して転職する場合は、夜勤時の働きやすさもチェックポイントに挙げておきましょう。